11月の神戸市消費者物価指数、6カ月連続で前年比上昇 前月比では横ばい
- 2017/12/01
- 18:18
兵庫県が1日に発表した11月の神戸市消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が100.8と、前年同月比で0.7%上昇した。6カ月連続で前年同月を上回り、前月と同水準。ここ数年での最高水準で推移した。前年比では引き続き電力料金とガス料金の値上がりが目立った。
10大費目別で見ると前年比で上昇したのは「生鮮食品除く食料」「光熱・水道」「保険医療」「交通・通信」「教育」「諸雑費」が上昇。特に「光熱・水道」は4.6%上昇と、前月と同様に上げが目立った。内訳では電気代が4.7%上昇し、ガス代が8.1%上昇する一方、上下水道量は横ばいだった。
半面、下落したのは「家具・家事用品」「被覆及び履物」「教養娯楽」「住居」だった。
全国統計では、総務省が同日発表した10月の全国消費者物価指数(2015年=100、生鮮食品を除く総合)は100.6と前年同月比で0.8%上昇した。全国消費者物価指数は10カ月連続で、前年同月に比べ上昇した。
- 関連記事
-
- 11月の神戸港、輸出入総額は前年比16.2%増 円安が輸出を押し上げ (2017/12/18)
- 日銀短観兵庫、全産業の景況感2期ぶり改善 先行きなお慎重 (2017/12/15)
- 11月の神戸市消費者物価指数、6カ月連続で前年比上昇 前月比では横ばい (2017/12/01)
- 9月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり悪化 基調判断「悪化」据え置き (2017/11/30)
- 9月の兵庫県鉱工業生産は2カ月ぶり減少 基調判断「持ち直し」据え置き (2017/11/20)
広告