王子公園への大学設置、関学大のみ応募 締切日4月28日に

【神戸経済ニュース】神戸市は1日、王子公園再整備の基本方針に基づいて大学設置・運営事業者を公募したところ、締切日の4月28日までに1件の応募があったと発表した。関西学院大学を運営する関西学院(西宮市)は1日に、同公募に応募したことを表明。王子公園内への校地設置を希望した大学は、関学大のみだったことが明らかになった。

 関西学院は、神戸市の募集に対して正式に応募するために必要な「応募予定登録」を2月に実施。この時点では正式に応募するか態度を明示していなかった。応募にあたっては「大学誘致に反対する王子公園近隣の住民にも話を聞くなどして、慎重に判断した」(関西学院の広報担当者)。このため応募したのは4月28日と公募の最終日になったという。

 関西学院が応募した大学についての提案内容は、今後審査があることなどから明らかにしなかった。神戸市は5月下旬に応募者から提案内容についてプレゼンテーションを受け、そのうえで有識者らによる選考委員会が採否を決める。神戸市が6月ごろ、優先交渉権者の発表とともに提案内容も公表する予定だ。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告