スカパーJ、神戸アリーナプロジェクト参加 運営会社の第三者割当を引き受け

20230501神戸アリーナ

【神戸経済ニュース】スカパーJSATホールディングス(9412)の中核事業会社であるスカパーJSATは、25年春に完成を予定する神戸アリーナプロジェクトに参加すると発表した。神戸アリーナ(図=One Bright KOBE提供)の運営会社であるOne Bright KOBE(ワンブライト神戸、神戸市中央区)の第三者割当増資を引き受け、コンテンツの共同開発のほか、災害対策や環境など持続可能性の分野で連携する。4月25日に発表した。

 スカパーJSATは通信衛星(CS)放送サービスの「スカパー!」で、音楽やスポーツの専門チャンネルを配信。神戸アリーナでも音楽やスポーツのイベントを開催することから、共同でのコンテンツ開発や事業化プロジェクトを共同で手掛られると判断した。加えて通信衛星を介した災害時のバックアップ回線の確保や、環境など持続可能者社会を推進するためのパートナーシップ契約を結んだという。

 スカパーJSATによる出資額や出資比率などは明らかにしていない。「神戸アリーナプロジェクト」は民設民営のアリーナを新港第2突堤に建設する、港湾機能を廃止した新港地区の再開発の一環だ。NTT(9432)傘下のNTT都市開発が開発を担当し、同NTTドコモとスマートバリュー(9417)が運営。スマバは神戸アリーナを運営するための子会社として、One Bright KOBEを設立していた。

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