国会議員12人が参加 播磨臨海地域のCO2実質ゼロで「勉強会」

【神戸経済ニュース】兵庫県内で選出された自民国会議員の有志が立ち上げた「播磨臨海地域カーボンニュートラル推進勉強会」の第1回が25日、東京都千代田区の衆院第一議員階会館で開かれた。温暖化ガスである二酸化炭素(CO2)の排出が多い製鉄所などの製造業や発電所が集積する姫路市、高砂市、加古川市などの沿岸部で、CO2排出実質ゼロをめざす取り組みについて理解を深め、推進するのがねらい。

 兵庫県によると、自民の国会議員12人に加え、要望活動などで東京を訪れていた斎藤元彦知事、姫路市の清元秀泰市長、加古川市の岡田康裕市長、高砂市の都倉達殊市長、神戸市の長谷川憲孝港湾局長、さらに関西電力(9503)や川崎重工業(7012)からも担当者が出席。出席者は合計およそ50人になった。

 1時間ほど開かれた勉強会では、まず斎藤知事が姫路港を中心とした「播磨臨海地域カーボンニュートラルポート(CNP)形成計画」の素案を説明。関西電力は姫路地区を中心とした水素のサプライチェーン(供給網)を構築する計画を示した。川重は、世界初の液化水素運搬船による海上輸送の実証実験など神戸港での取り組みや、今後は姫路地域で関西電と協力することなどを提示。そのうえで出席者らが意見交換した。

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