カルナバイオが急伸、ストップ高 中小型株物色の流れ・チャート分析で好需給とも

20191231神戸株ワッペン

終値 721円 +100円(+16.10%)

【神戸経済ニュース】25日の東京株式市場では創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンス(4572)が急伸。小安く始まった後、すぐに上げに転じて、じりじりと上げ幅を拡大する展開になった。後場の中ごろにかけて制限値幅の上限である前日比100円高の721円まで上昇し、後場終盤には同水準で買い気配になった。大引けでは1万3500株の売買が成立し、38万7700株(成り行き36万9800株、指し値1万7900株)の買い注文を残した。

 特に目新しい買い材料は出ていないようだが、決算発表などを控えて大型株に値動きが出にくなか、中小型株を物色する流れに乗ったとみられる。チャート分析の一目均衡表で、日々の値動きを示す日々線に続いて、日々線を26営業日前に動かした遅行スパンも、抵抗帯とされる「雲」を上に突き抜けて推移。戻り待ちの売りが出にくく、株式の需給が良好との見方から買い安心感があったのも、同社株がにぎわう一因になったとの指摘も聞かれた。


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