神戸ビーフ、輸出先のサウジ企業と契約の調印式 「友情の強さも示す」

20230425サウジ向け調印式

【神戸経済ニュース】神戸ビーフのブランドを管理する神戸肉流通推進協議会(事務局・全農兵庫県本部畜産部)は24日、輸出を開始したサウジアラビアの現地企業と、神戸ビーフの輸出について正式に契約を結ぶ式典を開いた。神戸ビーフをサウジアラビアに輸入するための商社を設立した同国のフェサール王子(写真右から2人目)が来日し、調印式に臨んだ。フェサール王子と、神戸肉流通推進協議会の神沢友重会長(JAみのり組合長、写真左から2人目)らは署名を交換。式典には関係者など約30人が出席した。

 契約の内容は、イスラム教の教義に合っていることを示す「ハラル認証」を受けた三田市の食肉施設で加工した神戸ビーフ150頭分を、2023年に輸出する内容だ。すでに2頭分の神戸ビーフを第1便として2月に発送していた。署名の交換に続いてフェサール王子は、今回の契約に基づいて第2便を発送するよう、日本で輸出を担当するエスフーズ(2292)の村上真之助社長(写真右)に発注書を手渡す場面もあった。

 調印式に続いて開いた歓迎式典で、フェサール王子は「公式に日本から神戸ビーフを購入できることをうれしく思う」と述べた。日本側の食肉加工施設がハラル認証を受ける必要性などから、最初に神戸ビーフをサウジアラビアに輸入したいと考えてから、9年が経過したという。「何が起きても、(神戸ビーフの輸入に向けて)ずっと日本とコミュニケーションをとってきた」「この間に育んだ友情の強さも示している」と述べて、今回の契約調印を歓迎した。

 歓迎式典には兵庫県の斎藤元彦知事や、神戸市の今西正男副市長らも出席した。神沢会長は記者団の取材に応じて「サウジを拠点にアラブ諸国への輸出が増えることを期待したい」と語った。牛肉の食べ方については、現地の伝統料理もあるが「まずはシンプルにステーキで味わってみてほしい」と述べ、改めて神戸ビーフの味に自信を見せていた。

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