アジュバンが反落 今期純利益81%減の見通しを嫌気、長い上ヒゲに

20191231神戸株ワッペン

終値 938円 -30円(-3.10%)


【神戸経済ニュース】24日の東京株式市場では、ヘアケア・スキンケア製品を企画販売するアジュバンホールディングス(4929)が反落。売り気配で始まった後、前日比36円安の932円まで下落する場面があった。終値でも東証プライムの値下がり率ランキングで15位に並んだ。前週末21日大引け後に、2023年3月期の連結純利益が前期比81%減の7600万円になりそうだと発表。今期の大幅な減益予想を嫌気した売りが膨らんだ。

 寄り付いた直後に一時は2円安の966円まで下げ渋る場面があった。ただ戻り待ちの売りや、短期的な利益確定の売りなどもあって、改めて下げ幅を拡大する展開。日足のローソク足チャートは24日、陽線ながら長い上ヒゲが伸びた形状になった。戻りの鈍さが強調された形で、中長期的な成長を期待して新たに買いを入れるにしても、需給改善を見極める必要がありそうだ。


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