兵庫県、楽天Gとスポーツで初の包括連携協定 若者向けスポーツビジネス講座も
- 2023/04/22
- 19:26
連携協定にはスポーツによる地域活性化に加え、県産品の活用や知名度向上、地域の安全・安心、デジタル化の推進などについても盛り込んだ。兵庫県と楽天Gの間では、これまでも兵庫県の公式オンラインショップ開設や「ひょうご e-県民」制度の創設で連携してきたが、さらに取り組む事業の幅を広げる。第1弾として実施するヴィッセル神戸の試合への高校生の招待は、6月3日の川崎フロンターレ戦を予定。県内の高校生に参加を呼びかける。
兵庫県の斎藤元彦知事(写真左)と、楽天Gの武田和徳副社長(同右)が、ヴィッセル神戸の本拠地であるノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で記者会見して発表した。斎藤知事は、兵庫県各地のSDGs(国連の持続的な開発目標)に関する取り組みなどを25年の国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオンに見立てた「ひょうごフィールドパビリオンをヴィッセル神戸の選手にも体験していただき、発信にもつなげてほしい」と話していた。
武田副社長は「スポーツによる地域活性はわれわれとしても初めての取り組みで、わくわくする体験を通じて兵庫県が元気になったり、兵庫・神戸が全国に知れ渡ることになれば」という。「スポーツ分野の経営で得たノウハウで、スポーツビジネスカレッジの講座など人材育成プログラムも企画していきたい」とも語った。兵庫県が企業と結ぶ包括連携協定としては20社目。楽天Gが自治体と結ぶ連携協定としては46団体目になった。
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