神栄、前期純利益2.0倍に上方修正 食品関連の値上げ進展で利益率改善

20230421神栄

【神戸経済ニュース】商社の神栄(3004)は21日、2023年3月期の連結純利益が前の期に比べ2.0倍の9億4900万円になったようだと発表した。従来予想の6億円から上方修正し、増益幅が拡大した。食品関連で想定より値上げが進み、利益率が改善したのが主因。加えて収益改善によって繰延税金資産を計上する見通しになったほか、米国でのフイルムコンデンサの取引に関する民事訴訟が従来予想で前提としたよりも進まず、特別損失に計上する費用も想定を下回ったという。

 売上高は6%増の398億円、営業利益は91%増の13億円になった。従来予想は400億円、11億円だった。食品関連では新型コロウイルスの行動制限が緩和されたことで、外食や宿泊施設からの需要を取り込みをねらい、供給網を安定化。さらに仕入れコストの上昇を受けた販売価格への転嫁も進んだ。物資関連では機械機器・金属製品分野で北米向けハードウエアなどの輸出が増えた。防災関連でも海外調査案件に関係する計測機器類の輸出や、現地での役務提供が始まり、収益計上につながった。

 同時に、すでに権利が確定した23年3月期末の配当金を40円(中間なし)にすることも発表。従来予定は30円だった。23年3月期は5期ぶりの復配を予定していた。神栄は5月12日に23年3月期の決算発表を予定している。

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