斎藤兵庫知事、チャットGPTの活用「調査検討するチーム」できるだけ早期に

20230419斎藤兵庫知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は19日の定例記者会見で、米オープンAIの対話型人工知能(AI)である「Chat(チャット)GPT」を行政に活用することについて「兵庫県としても何らかの活用ができるかどうか、調査検討するチームを作っていきたい」と述べ、利用できるか検討を始める意向を示した。「今年度中には、できるだけ早く検討を開始したい」という。

 神奈川県横須賀市が広報文などに試験導入すると発表したことに関連して、記者の質問に答えた。斎藤知事は「まだスタートしたばかりの事案で、一部の省庁では国会答弁に積極活用したいという声がある一方、議会や党からは少しまだ安全性や正確性にリスクがあるとの指摘が出ている」との認識を示した。そのうえで「新しい技術はいろんな面があるが、県民サービスに利便性があるならば積極的に活用することも大事」と述べた。

 検討するチームについては「情報施策の担当部局にヘッドになってもらい、今年度中には、できるだけ早く検討を開始したい」と話した。横須賀市が先駆的に試験導入を表明したが、斎藤氏は「全国の自治体で同じような動きが広がっていくと思う」との見通しも示した。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告