シスメックスが反発、年初来高値 インド事業「100億円は通過点」で期待感

20191231神戸株ワッペン

終値 9093円 +274円(+3.11%)

【神戸経済ニュース】18日の東京株式市場では医療用検査機器大手のシスメックス(6869)が反発。一時は前日比292円高の9111円まで上昇し、2月10日以来およそ2カ月ぶりに年初来高値を更新した。前日大引け後に開催したインド新工場建設に関する説明会で、同社の立花健治・取締役専務執行役員が22年3月期に売上高40億円規模だったインド事業が、26年3月期には100億円規模に成長するとの見方を示したのがきっかけ。インド事業の急成長による同社全体の収益拡大への期待感が高まった。

 この日の高値である9111円は、昨年8月5日に1055円安と急落した前日以来の高値になった。昨年8月5日以降は、9000円を上回ると利益確定の売りに押し戻される展開が続いていた。ただ今回は材料を伴って上昇し、9000円の節目を明確に上回った形だ。立花取締役はインド事業の規模100億円について「あくまで通過点」とも話しており、24年3月期以降の収益拡大への期待感などから、一段の上値を期待する声も出やすくなるとみられる。

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