(動画)木材を使った大屋根がシンボルに 神戸駅前広場の新デザイン決まる



【神戸経済ニュース】神戸市は14日、計画している神戸駅前広場のリニューアルでデザインが決まったと発表した。地下街と地上をつなぐ吹き抜けを覆う「大屋根」が、広場のシンボルになりそうだ。側面はガラスを多く採用し、吹き抜けの中から外への視界を確保した開放的なデザインだ。そのうえで温かみのある印象になるよう、屋根には木材を多く活用する。湊川神社と神戸駅の駅舎という、歴史のある建物を生かすデザインとして考案した。

 バスターミナルは現在よりも規模を縮小し、広場の西側に配置する。バスの便数などを考慮すると、バスターミナルは現在ほどの大きさが必要ないと判断した。加えて駐輪場に「地下タワー式」を採用することで、収容力を増強。同時に歩行者が利用できる面積を増やす形にすることで、神戸駅から地域のシンボルである湊川神社までを見通せるようにする。新たな景観を作り出すことで、街を訪れる人を増やせるようにする。

 駐輪場は地上にも確保し、地下タワー駐輪場と合わせて1700台を収容できるようにする。現在は駅前に1000台程度が駐輪できるが、駐輪場は不足。自転車があふれて駐輪場以外の場所に置かれた自転車も目立つ。地下タワー式駐輪場は26年春、神戸市内で最初に導入して駐輪場不足を解消したい考えだ。このほか26年度に駅前広場を再編・リニューアルを開始し、27年度に「大屋根」のリニューアル、現在の神戸駅舎が開業100年を迎える30年度に全面リニューアルを完成させる計画だ。

 神戸市の久元喜造市長が14日の定例記者会見で、デザインについて説明した。基本計画の作成時などに実施した意見募集(バブリックコメント)では、周辺の歴史を生かしてほしいという声が多かったという。そうした声と、必要な機能を両立させたうえで「高質で風格のある広場の景観にしたい」と強調した。

 さらに久元氏は「現時点では何の方針も決まっていない」としながらも、神戸文化ホールの老朽化に伴い「いずれは大倉山の再整備にも取りかかる必要がある」と指摘。神戸駅を起点に「広がりを持った形でのにぎわい作りを、長期的視点を持ちながら考えていきたい」と話していた。

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