トーホーが6日続伸、4年半ぶり高値 業務用食品の回復順調・訪日客にも期待

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終値 2408円 +76円(+3.26%)

【神戸経済ニュース】13日の東京株式市場では業務用食品の卸売り大手であるトーホー(8142)が6日続伸。前日比76円高の2408円と、2018年11月29日以来およそ4年半ぶりの高値まで上昇して引けた。前日大引け後に3月の月次動向を発表。3月の売上高は前年同月比21%増の211億円だった。13カ月連続で前年同月を上回り、主力の業務用食品卸売りが順調に回復しているのが確認できたとの見方から、上値を追う展開になった。

 新型コロウイルスによる行動制限がなくなり、レストランや宿泊施設などの外食産業に人の流れが戻っているのが追い風という。さらに新型コロナの感染症法での位置付けが2類相当から5類相当に移行する5月8日以降、本格的に訪日客が増えるとの期待感もある。足元では欧米などからの訪日客が増えているが、中国からの団体客が増えれば、改めて需要が膨らむといった期待も根強いようだ。

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