トーホー、3月の売上高21.4%増の211億円 「まん防」反動・外食向け堅調で

【神戸経済ニュース】業務用食品卸売りのトーホー(8142)が12日に発表した2023年3月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比21.4%増の211億円だった。13カ月連続で前年同月を上回った。主力の業務用食品の卸売り(DTB)は30.6%増と大幅に増加した。前年同月は、下旬ごろまで都市部で新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が適用されたことで、外食向け販売が減少した反動が表れた。行動制限がなくなったことで飲食店や観光地への人流が回復し、外食向けの販売は堅調だった。

 居酒屋など中小飲食店の利用が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品の現金卸売り、C&C)は、前年同月比14.5%増。一方で「トーホーストア」の食品スーパー事業は、競争激化などを受けて2.5%減になった。フードソリューションは、建築関連の月内完工が減少したことで15.8%減だった。

 既存店ベースでは、C&Cが16.5%増、食品スーパーは2.5%減になった。

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