山陽百貨店が増床、「ビームス」姫路に初出店 山陽駅ビル改装が28日に完成

20230411山陽百

【神戸経済ニュース】山陽電気鉄道(9052)は、かねて進めていた山陽姫路駅ビル(姫路市)の改装工事が完成し、同ビルに入居している山陽百貨店が増床すると発表した。増床する部分は、以前は神姫バス(9083)のターミナルだった駅ビル1階の南側部分。姫路地区では初出店になるセレクトショップ「ビームス」など3店舗が入居し、28日にオープンする。(写真は山陽姫路駅ビル=資料、左が南側方面)

 新たに増床する売り場は「南館」として、面積は約980平方メートル。山陽百貨店1階の化粧品・雑貨売り場への連続性を持つスペースとして設定。「コロナ後」を見据え、山陽姫路駅や山陽百貨店を中心とした姫路駅西地区で、にぎわいを新たに創出する。同時に姫路市を中心とする播磨地域で、山陽グループの存在感を従来以上に高める取り組みの一環だ。

 出店するのはビームス(東京都渋谷区)の「ビームス姫路」のほか、靴以外も取り扱うABCマート(2670)の「ABC-MART GRAND STAGE(ABCマート・グランドステージ)」と、仏ファッションスポーツブランド「ラコステ」の3店舗だ。JR姫路駅方面からの玄関口の役割として、有力テナントを誘致した。ファッションとライフスタイルに感度が高い「若いマインド」の男女をターゲットに想定した。

 同時に山陽姫路駅1階コンコースと、新たに増床する山陽百貨店南館をつなぐ東西通路のリニューアルも実施。床、壁、天井を一新。明るい雰囲気で多くの人を呼び込み、山陽姫路駅の高架南側や、高架下の商店街「MOLTI(モルティ)ひめじ」などとの往来を活性化する。通路の床の仕上げには、姫路市の市鳥である「しらさぎ」の羽をイメージしたデザインを取り入れた。

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