(動画)芝生が広がる開放的な公園に 50年ぶり全面改装が完了・東遊園地



【神戸経済ニュース】神戸市は7日夕方、神戸市役所に隣接する東遊園地(神戸市中央区)で同公園の再整備が完成したのを記念した式典を開いた。雨模様の中で始まった式典だったが、テープカットの時間には雨が上がり、屋外で芝生広場の利用開始を祝った。テープカットに続いて、養生のために立ち入り禁止としていた柵を神戸市の担当者らが取り除くと、子供たちも含めた多くの人が芝生入って広場を楽しんだ(動画)。

 東遊園地は1875年(明治8年)に外務省、兵庫県、当時の居留地行事局の間で結んだ「神戸外国人居留地内に公園地取設け議定書」に基づいて設置した。外国人居留地のレクリエーション施設として誕生したが、1899年の居留地の日本変換に伴い神戸市に編入。現在まで神戸市が管理することになった。国内でも最も古い近代的な公園の1つだ。東遊園地の名称は1922年から使用。1995年に阪神淡路大震災が発生してからは、12月の「神戸ルミナリエ」と1月の追悼行事の会場としても使われる、神戸市中心部の象徴的な公園だ。

 東遊園地の全面改装は約50年ぶり。園地をに3つの広場を設けたのが特徴だ。芝生を敷いた「芝生広場」は阪神淡路大震災などの追悼行事の会場などになる。神戸市街のメーンストリートであるフラワーロード沿いに作った「みちひろば」は、歩道と一体的に利用できるよう設計した。地下にある三宮駐車場の出入り口のため小高い丘のようになった部分には「みはらしひろば」を作った。

 フラワーロード側からはどこからでも段差なしで芝生ひろばまでたどり着くことができる。旧居留地側の出入り口や、みはらし広場に登るためのスロープは、いずれも傾斜を8%以内に抑えた。開放的なデザインにするのと同時に、車いすやベビーカーなどでも利用しやすくするのがねらい。

 にぎわい施設「URBAN PICNIC」は整備計画から管理運営までを民間事業者に任せる「パークPFI」方式で運営する。レンタルスペースとカフェ「WEEKEND」が入居。レンタルスペースを設けて、公園で多様なイベントを開催できるようにした。運営団体の代表企業である村上工務店(神戸市兵庫区)の村上豪英社長は、「東遊園地から神戸の文化を発信していきたい」と意気込む。7日のセレモニー終了後には「芝生の演奏会」の第1回として、ファンクバンドK-106のアコースティックユニット「aco106」が約30分間演奏した。

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