兵庫県選管、若者の投票率向上に高校生動画 4月9日の県議選・神戸市議選

20230328啓発資材

【神戸経済ニュース】兵庫県選挙管理委員会は4月9日の兵庫県議選、神戸市議選で10代〜30代の投票率向上をねらい、県内の高校生が制作した動画を活用する。動画は県内7校の高校と芸術文化観光専門職大学(豊岡市)が制作。神戸市内では兵庫県立北須磨高校の放送委員会が作成した。動画の長さは15秒で、4月3〜9日にネット広告として兵庫県内で配信する予定だ。(写真は兵庫県選管が27日に公開した啓発活動に使用する資材)

 2015年の公職選挙法改正で、18歳から選挙権を持つことになったが、依然として30代以下の若者世代は他の世代に比べても低い水準で推移している。このため選管も特に若者世代にめがけて投票率向上のキャンペーンを実施する。兵庫県が今回、高校生に動画の制作を依頼したのもこのためだ。今回動画制作の中心になったのは、もうすぐ選挙権を持つ高校1、2年生が中心になったという。

 動画の配信は18〜34歳の動画配信サイトYouTube利用者と、16〜29歳のSNS(交流サイト)インスタグラム利用者が対象。ネット広告として配信する以外では神戸市、姫路市、西宮市の街頭ビジョンでも放映する。芸術文化観光専門職大学が作成した動画はサンテレビでテレビCMとしても放映する予定だ。YouTubeの「ひょうごチャンネル」には、すでに掲載した。

 神戸市選管もスマートフォンの利用者向けに投票を促す広告を配信。位置情報データを活用して神戸市内在住のスマートフォン利用者に、3月24日〜4月9日の配信を予定する。加えて約140人の高校生、大学生が投票当日の投票所で事務を担当。宣教に対する理解を高めるとともに、若年層も投票しやすい雰囲気作りをめざす。

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