トーホーが3日続伸、6日ぶり昨年来高値 「2000円の攻防」に上放れ期待

20191231神戸株ワッペン

終値 2076円 +69円(+3.44%)

【神戸経済ニュース】24日の東京株式市場では業務用食品卸売りのトーホー(8142)が3日続伸。一時は前日比106円高の2113円まで上昇し、15日以来6営業日ぶりに昨年来高値を更新した。終値でも東証プライムの値上がり率ランキングで25位に顔を出した。10日に2024年1月期の業績予想を発表して以来、今季の好業績期待から買いを集めていた。今期の連結純利益は前期比99%増の20億円になる見通しで、21期ぶりの最高益更新を見込む。

 ただ足元では、20年12月以来およそ3年ぶりの2000円台を15日に回復して以来、やや上値の重さが見てとれた。2000円の節目を機に個人投資家などが利益確定の売りを出す一方、さらなる上値への期待感から下値では買いが入り、2000円をはさむ攻防だった。ここにきて3日続伸し、15日の高値を上回ったことで、「買い方が優勢との見方が強まり、2000円をはさむボックス圏から上放れすることへの期待感が出やすい」との指摘が聞かれた。

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