神戸製鋼、火力発電所の建設差し止め請求を棄却の判決 神戸3・4号機

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は20日、近隣住民ら40人が神戸製鋼所と子会社のコベルコパワー神戸第二に対して火力発電所「神戸発電所3、4号機」の建設差し止めを請求した裁判で、原告らの請求を棄却する神戸地裁の判決を同日受けたと発表した。原告が訴訟を起こした2018年秋には建設中だったが、3号機は22年2月、4号機は2月にいずれも営業運転を開始している。

 神戸鋼とコベルコパワー神戸第二は、原告の請求の適法性を争うとともに、新発電所の設置計画は環境影響評価手続が適正に実施され、関係法令への適合を確認しているなどと主張。請求の棄却を求めていた。 

 訴訟による業績への影響はないとしている。この判決に対し原告が控訴した場合は、改めて法廷で同社の主張を述べるなど、「引き続き適切に対応していく」としている。

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