成功した起業家、神戸経済にどう取り込むか 兵庫県・神戸市「SDGs DAY」で

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【神戸経済ニュース】兵庫県と神戸市は18日、同県市と国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)の神戸市の拠点と共同で開催したスタートアップ・起業家の支援プログラム「SDGs Challenge」の一般向け成果発表会「SDGs DAY」を三井住友銀行神戸本部前の広場で開催した。プログラムに採択された14社がピッチ(各社数分間ずつの短い事業説明)に臨み、プログラムの成果を報告した。SDGs(国連の持続可能な開発目標)を中心に据え、社会課題の解決をめざすスタートアップが集まった。

 事業報告の合間には音楽の演奏や中国の獅子舞、高校生と起業家らのトークなどもはさみ、近隣を歩く人などの興味を引くよう工夫した。出演した関西学院高等部3年の大森渚生さんは、おむつをサブスク(定額制)で保育園に届けるサービスを手がけるBABY JOB(大阪市淀川区)の脇実弘取締役に、「おむつと聞いて女性が起業したのかと思ってしまったが、どうして事業を思い付いたのか」など質問。脇取締役は祖業が保育園であることなどを説明していた。

 同じくトークに登場した神戸市の今西正男副市長は、成功したスタートアップは「世界が注目をして、海外の大企業が買収するといった形で、せっかく日本で育てた企業が他の国に取られるといったことが起きている」と指摘。「スタートアップを神戸経済にどう取り込むかという観点で、神戸の中小企業や大企業と協業することで経済の活性化につなげることが重要だと考えている」と、今後のスタートアップ支援の指針を述べた。

 SDGsに関連する事業として、CO2排出実質ゼロの日本酒造りに取り組む神戸酒心館(神戸市東灘区)や、短時間で熟練した職人によるバームクーヘンの焼き方を学習できるロボットを開発したユーハイム(神戸市中央区)の取り組みも紹介。こうしたスタートアップの取り組みについて、企画・運営を担当者を代表して山下計画(東京都中央区)の山下哲也氏が「未来の当たり前を作る」と説明し、街ゆく人らの関心を集めていた。(写真は左から脇取締役、大森さん、今西副市長、司会のメメさん)

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