メディカロイド社長に川重の宗藤氏 浅野氏がシスメックス社長就任で

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)とシスメックス(6869)が折半出資する医療用ロボットのメディカロイド(神戸市中央区は)は16日、宗藤康治副社長(54)が社長に昇格する人事を発表した。4月1日に就任する。現在の社長である浅野薫氏(64)が同日にシスメックスの社長に就任するのを機に、メディカロイドの最高経営責任者を次の世代と交代する。浅野氏は引き続き代表権を持たないメディカロイドの副会長として、同社の取締役にとどまる。

 宗藤氏は川重の精密機械・ロボットカンパニーで理事を兼務する。メディカロイドは初代社長を川重の橋本康彦社長が務め、浅野氏が2代目。3代目で再び川重の出身者が務める。メディカロイドは3月31日に臨時株主総会を開き、シスメックスから出向している琵琶正道氏を新たな取締役として選任する予定。同氏が4月1日に代表権を持つ副社長になる人事も決めた。

 宗藤 康治(むねとう・こうじ)氏 2001年に川崎重工業入社。20年に同社精密機械・ロボットカンパニーロボットディビジョン医療ロボット総括部長理事、21年にメディカロイド取締役副社長執行役員を兼務。明石市出身。

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