トーカロ、神戸市内に半導体関連で新工場 5億円弱で土地取得

【神戸経済ニュース】神戸市は16日、同市西区の神戸テクノ・ロジスティックパーク(神戸複合産業団地)の土地を、表面処理加工のトーカロ(3433)に工場用地として売却したと発表した。トーカロによると新工場は2024年11月の創業開始を予定。23年11月の着工に向けて設計を急ぐ。半導体関連の事業拡大が目的という。薄膜技術による表面加工を手がける神戸工場(神戸市西区)の近隣地を取得した。土地の取得価格は5億円弱だった。

 敷地面積は3050平方メートル。現在の神戸工場が手ぜまになりつつあることから、事業を拡張するには新たな土地が必要と判断した。工場の従業員だけでなく近隣で働く人も利用できる飲食物の販売と、イートインスペースを併設する予定だ。現時点で工場全体の総投資額は明らかにしていない。

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