日本製麻が急落 4月の臨時総会「委任状争奪戦なし」で利益確定の売り急ぐ

20191231神戸株ワッペン

終値 720円 -73円(-9.21%)

【神戸経済ニュース】14日の東京株式市場では日本製麻(3306)が6日続落。一時は前日比74円安の719円まで下落と急落した。終値でも東証スタンダードの値下がり率ランキングで7位になった。同社は前週末10日大引け後、4月6日に予定している臨時株主総会の議案を発表。経営方針の転換を迫り、株主総会の開催を求めた大株主であるゴーゴーカレーグループ(金沢市)の宮森宏和会長を、社長にすることで同氏と日本製麻が合意したという。このため株主総会に向けた委任状争奪戦などが起きないとして、利益確定の売りが増えた。

 売買高は4万9900株と、前日の約2倍に膨らんだ。同社株は1月24日に上場来高値の1078円を付けており、すでに13日までで株価は高値から3割近く下落していた。14日は相場全体の地合いが悪化したこともあり、利益確定の売りを急ぐ展開になったもよう。

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