トーホーが急伸、値上がり率2位 今期純利益21期ぶり最高益更新の見通しで

20191231神戸株ワッペン

終値 1944円 +224円(+13.02%)

【神戸経済ニュース】13日の東京株式市場では業務用食品卸売りのトーホー(8142)が急伸。大引け間際に前日比241円高の1961円まで上昇する場面があった。終値でも東証プライムの値上がり率ランキングで2位になった。売買高も57万株超と、前営業日(12万4700株)の5倍近くになった。10日大引け後に、2024年1月期の連結純利益が前期比99%増の20億円になりそうだと発表した。03年1月期の17億6200万円を上回り、21期ぶりに最高益を更新する見通しと、高収益見通しを好感した買いを集めた。

 外出や旅行の需要回復で外食や宿泊施設向けの販売が引き続き伸びる見通しだ。仕入れ価格の上昇を受けた販売価格の値上げは順調に推移しているという。加えて赤字が続いていた食品スーパーを売却するのも寄与する。市場では事業の選択と集中を評価する声とともに、「新型コロナウイルスの影響を受けたためコスト削減に取り組んだことで、むしろ利益が出やすい体質になったことに期待したい」といった声も聞かれた。

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