住友ゴム、EV専用タイヤ欧州でも発売 中国に次ぐ市販用投入
- 2023/03/13
- 02:56
1回の充電で走れる航続距離を伸ばすため、ゴムの配合を工夫してタイヤの転がり抵抗を抑制。欧州市場で求められる濡れた路面での走行性も強化した。バッテリーの搭載で大幅に増した車両の重量を支えるため、タイヤの接地面で接地圧が均等になるようにして、対荷重性能を向上している。EVはエンジン音がしないため、路面やタイヤからのノイズを感じやすいとの課題には、特殊吸音スポンジの搭載で対応した。
住友ゴムは2月に発表した中期計画で、自動車のネット接続や自動運転化など制御技術の進展や、持続可能(サステナブル)な社会への対応に向け、多様なタイヤの開発を進める方針を示した。このうち27年に発売する次世代EVタイヤは、転がり抵抗30%低減、20%の軽量化(いずれも19年比)を目標に開発を進めている。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 三ツ星ベルトが300万円寄付 トルコ・シリア地震で赤十字に (2023/03/13)
- ロック・フィールド、2月の既存店売上高11.2%増 7カ月連続で前年比増 (2023/03/13)
- 住友ゴム、EV専用タイヤ欧州でも発売 中国に次ぐ市販用投入 (2023/03/13)
- 石光商事、2月の連結売上高26.1%増 個別3事業とも2ケタ増 (2023/03/11)
- トーホー、新業態「キャッシュ&デリバリー」今期出店へ 未進出の地域で展開 (2023/03/10)
広告