(動画)神戸港の夜空に実物大ウルトラマンが登場 通信混雑で開始に遅れも



【神戸経済ニュース】2011年から神戸フルーツフラワーパーク大沢(神戸市北区)で毎年冬にイルミネーション「神戸イルミナージュ」を開催してきた日本イルミネーション協会(大阪市北区)は11日夜、同団体としては初めてドローンを使った動くイルミネーション「ドローンライトショーwith ULTRAMAN FANTASY LIGHTS」を神戸港に面した公園メリケンパーク(神戸市中央区)で開催した。500個の小型ドローンを夜空に物語を描いた(動画)。

 描きだしたのは、実物大の約40メートルの高さがあるウルトラセブンが、平和な地球に突如として現れた怪獣を倒す約10分間のストーリーだ。ウルトラセブンが今年55周年を迎えることで、ドローンショーとのコラボレーション(共同企画)が実現したという。文字が鮮明に読み取れることや、回転する地球が立体的に表現されるなど、表現力豊かにストーリーが進められたこともあり、しばしば歓声が上がった。

 ただメリケンパークに多くの見物客が集まったことで、携帯電話の通信が混雑。ドローンを制御するための電波が干渉を受け、ドローンが飛ばせない事態になった。このため主催者が、携帯電話を機内モードに切り替えたり、モバイルWi-Fiの電源を切るよう見物客に呼びかけ、当初予定した午後7時から1時間遅れの午後8時に、第1回のドローンライトショーが始まった。

 12日も2回のドローンライトショーを予定する。同時にテレビシリーズでウルトラセブンが神戸港を訪れたときを再現した、固定式のイルミネーションなども展示している。ドローンライトショーは12日も開催の予定。日本イルミネーション協会の西村圭司会長は「今後も大阪・関西万博に向けてイルミネーションの可能性を追求していきたい」という。加えて「Wi-Fiの電源オフにはぜひ協力してほしい」と話していた。

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