神戸製鋼が8日ぶり反落 前日まで7日間に約22%上昇で利益確定売り

20191231神戸株ワッペン

終値 1102円 -19円(-1.69%)

【神戸経済ニュース】10日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が8営業日ぶりに反落した。後場寄り付き直後には前日比36円安の1085円まで下落する場面もあった。前日まで7日続伸し、この間に199円(21.58%)上昇していた。このため、日経平均株価が500円近く下げるなど相場全体の地合いの悪化を受けて、日経平均の採用銘柄である同社株にも利益確定の売りが出やすかった。

 値下がり率は日経平均(-1.67%)と同程度。売られる度合いも市場平均並みだったといえる。収益回復期待に加えて、「東証が株価純資産倍率(PBR)が1倍未満の銘柄の底上げをめざしている」との観測も下支えになったとの指摘も出ていた。22年12月期末の純資産(9572億円=決算短信)と10日終値時点の時価総額(4367億円=QUICK算出)を比較するとPBRは0.46倍にとどまる。

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