神戸市、総額26億円の3月補正予算案 扶助費など不足を精算

20230307神戸市補正予算

【神戸経済ニュース】神戸市は7日、総額26億9100万円の3月補正予算案を発表した。三井住友銀行から受け取った1億円の寄付を予算に組み入れるのに加え、扶助費や国民健康保険事業費の不足分を国庫支出金などで補った。扶助費のうち生活保護費は、このところ減少傾向だったが22年度は下げ止まる動きになった。障害者自立支援給付費は、このとことの増加を織り込んで当初予算を編成したが、支出が想定を上回った。このほか特別会計の国民健康保険も、支出が想定を上回った分を精算する。

 財源は一般会見のうち8億5700万円が国庫支出金、県支出金17億3400万円。寄付金は1億円だ。特別会計の国民健康保険事業は、全額を県支出圏で充てる。今回の補正予算に伴い、累計の予算額は一般会計が9625億円、特別会計、6698億円になる。

 現在開会中の神戸市議会に提出する。22日に2023年度の当初予算案と同時に可決、成立する見通し。

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