ロック・フィールドが続落 今期純利益34%減に下方修正で売り先行

20191231神戸株ワッペン

終値 1539円 -16円(-1.03%)

【神戸経済ニュース】3日の東京株式市場では総菜大手のロック・フィールド(2910)が続落。寄り付き直後に前日比31円安の1524円まで下落する場面があった。売買高も10万株強と、前日の2倍超に膨らんだ。前日大引け後に2023年4月期の連結業績予想を下方修正。純利益は前期比34%減の9億500万円になる見通しを発表した。従来予想である2%増の14億円から一転、減益見通しになったのを嫌気した売りが先行した。

 ただ売り一巡後は下値を拾う動きも見られた。値上げを実施したが、販売数量は想定を上回ったという。同社の根強いファンが支えた形で、今後も収益は底堅いとの見方につながったもよう。足元では個人消費が回復し、百貨店で食品売り場が好調に推移しているのは株価の支えといえる。今後の商品価格の方針次第では、比較的短期間での収益性の回復も見込めるといった期待感もあるもようだ。

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