2万人規模の医学会、27年まで神戸開催 消化器関連・経済効果は年29億円

20230224神戸国際会議場

【神戸経済ニュース】観光地経営組織(DMO)の神戸観光局でMICE(マイス、国際会議や見本市など)誘致を担当する神戸コンベンションビューローは、参加者およそ2万人と国内最大規模の医学会である「日本消化器関連学会週間(JDDW)」が2023〜27年に神戸市で開催されることが決まったと発表した。JDDWは消化器に関する5学会が年次総会などを一斉に開く。宿泊や飲食など神戸市内への経済波及効果が1回で29億円になるとの試算もある、巨大イベントの誘致に5年連続で成功した。

 今年開催する「第31回日本消化器関連学会週間」は11月2〜5日を予定。会場は神戸国際会議場(写真=資料)、神戸国際展示場、神戸ポートピアホテルで構成する神戸コンベンションセンターだ。第65回日本消化器病学会、第106回日本消化器内視鏡学会総会、第27回日本肝臓学会大会、第21回日本紹介外科学会大会、第61回日本消化器がん検診学会大会を開催する。現地に参加者が集まって発表・討議するのに加え、内容をネットを通じて動画で配信するハイブリッド開催を予定する。

 5学会が集まる学会週間としては第1回JDDWを神戸で開催したほか、第2回以降もたびたび神戸で開催しており、これまでに神戸で13回開催してきた。同時に複数の学会に出席できる「学会週間」形式にしたことで、学会出席者の大半を占める医師が各自の病院を留守にする期間を短くできる半面、参加人数が膨らむ傾向にある。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、学会にもハイブリッド開催が定着するなか、ハイブリッドも可能な大規模医学会のノウハウが蓄積された会議施設として、神戸コンベンションセンターが評価されたという。

 加えて神戸市の交通利便性も会議施設の評価に寄与した。医師らは学会出席中でも「患者に何かあったらすぐ帰る」ことが必要だ。新幹線と航空便の両方が利用できる神戸の立地は、悪天候などでどちらか一方の交通機関が利用できなくなっても、もう一方の交通機関が使えそうという安心感につながっているという。そのうえで会場使用料や宿泊費などを東京よりも抑えられることで、神戸に着目する医学会は多いようだ。

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