三星ベ子会社、土木防水工事を事業譲受 防水・遮水シートと相乗効果

【神戸経済ニュース】自動車向けなど工業用ベルトを製造する三ツ星ベルト(5192)は22日、完全子会社で防水資材の販売などを手掛けるネオ・ルーフィングが、水処理装置を製造販売する日本水研(大阪府東大阪市)から土木防水工事に関する事業を譲受すると発表した。譲渡価格は非公表としている。今回、譲り受ける土木防水工事の事業規模は、年間の売上高で約7億円になる。

 ネオ・ルーフィングは三星べが製造する防水・遮水シートの製品や敷設工法の開発などを手掛ける。橋や道路の防水工事が中心である日本水研の土木防水工事とは相乗効果があると判断した。ネオ・ルーフィングにとっては新規の事業分野で、既存事業との競合もない。売上高1000億円、営業利益130億円の目標を掲げる2030年の「ありたい姿」にも寄与する見込む。

 23年3月期の連結業績への影響は「軽微」とみている。

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