日本製麻株、ゴーゴーカレーGの持ち分13.61%に上昇 保有目的を追加

【神戸経済ニュース】「金沢カレー」の店舗を展開するゴーゴーカレーグループが21日に北陸財務局に提出した大量保有報告によると、同社による日本製麻(3306)の株式持ち分(保有比率)が13.61%に上昇したことが分かった。9日にはゴーゴーカレーグループによる日本製麻の持ち株比率が12%超になったことが分かっていたが、その後もゴーゴーカレーグループは日本製麻株を買い増し続けていた。

 このほかゴーゴーカレーグループは本店所在地を従来の東京都千代田区から、15日付で金沢市に変更した。同社の宮森宏和社長と間での日本製麻株の共同保有をなくし、すべてゴーゴーカレーグループの持ち分とした。保有目的も変更し、従来の「政策投資」に追加して「政策投資及び重要提案行為等をするため」に改めた。ホームページによるとゴーゴーカレーグループの従来の本社は「東京サポートセンター」に変更した。

 日本製麻がゴーゴーカレーグループの求めに応じて臨時株主総会の開催を決めた17日以降では、ゴーゴーカレーグループが大量保有報告書の変更報告書を提出したのは21日が初めて。日本製麻はゴーゴーカレーグループから1月16日付で、日本製麻の現取締役を解任する議案を審議するための臨時株主総会を開催するよう求める書面を受け取ったと発表していた。

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