日本製麻が続落 4月6日に臨時株主総会を開催決定も様子見か

20191231神戸株ワッペン

終値 862円 -25円(-2.82%)

【神戸経済ニュース】20日の東京株式市場では、麻袋大手の日本製麻(3306)が続落。薄商いの中で散発的な利益確定とみられる売りが出て前日比25円安の862円と、この日の安値で引けた。売買高も前週末17日こそ上回ったが、1万2600株と低水準だった。17日大引け後に「臨時株主総会を4月6日に開催する」と発表した。ただ議案などは株主総会を提案した株主と協議を続けるなどとしたこともあり、株価材料としては消化難。様子見ムードが広がったとみられる。

 日本製麻は1月16日に、同社の大株主であるゴーゴーカレーグループ(東京都千代田区)から臨時株主総会を招集するよう請求する書面を受け取った。この時点ではゴーゴーカレーグループが、日本製麻の取締役全員の解任を求めていた。ただ臨時株主総会の議題がその通りになるかは現時点で明らかでない。加えて、日本製麻の主力事業である自動車用フロアマット事業をどう位置付けるのか見通しにくいとの指摘もあった。ひとまず株主総会の議案がどうなるか見極めたいとの見方に傾いたようだ。

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