(動画)「神戸と姫路は意外に近い」 共同で初の観光PRイベント・東京駅



【神戸経済ニュース】観光地経営組織(DMO)の神戸観光局と姫路観光コンベンションビューローは18日、JR東京駅で新幹線に乗り降りする人が多く利用する八重洲コンコースで、体験型の観光PRイベント「週末サクッと神戸姫路旅」を開催した。姫路と神戸の観光地を1泊2日で巡るモデルコースをパネルで展示し、姫路城、城が見えるレストラン、好古園、書写山円教寺、メリケンパークと神戸港の夜景、ハーブ園、布引の滝を約3分間で巡れるようにした(動画)。

 今回の展示で特に工夫をしたのは、観光地と観光地の間の交通機関と所要時間をはっきりと掲示したこと。JR神戸線の「新快速」を利用すれば、神戸から姫路まで40分ほどで到着する。姫路駅から離れた書写山円教寺に午後4時から1時間ほど滞在しても、午後7時には神戸港のメリケンパークに到着し、ゆっくり夜景と夕食を楽しめることを表現した。さらに姫路駅の大型パネルや、ミニチュア「BE KOBE」モニュメントと、記念撮影スポットも作った。

 神戸観光局と姫路観光コンベンションビューローはこれまでも、商談会の開催などで連携してきた。前日17日には東京都内で、1月には福岡市でも共同の商談会を開催。ただ神戸観光局観光部の河上真吾部長は「神戸と姫路は一緒に回る場所と見られていないのが実情」と話す。姫路城は今年で世界遺産登録から30年を迎える。さらに今夏はJR6社の大型キャンペーン「兵庫デスティネーションキャンペーン」もあるため、一般向けのPRイベントにも共同で乗り出すことを決めた。

 イベントでは神戸や姫路のグッズや宿泊券などが当たる「ガチャ」も実施。新幹線に乗るために通りがかった人らが、思いがけず景品を手にするなど、多くの人が神戸・姫路を楽しんだ。姫路観光コンベンションビューローの安田吉範・観光担当副部長は「姫路城だけを見て帰るのではもったいない。歴史のある姫路の文化と、おしゃれな神戸の文化を両方体験して、より楽しい旅をしてほしい」と話していた。

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