1月の神戸港、輸出入総額が11.3%増 1月としては過去最高

20230217貿易統計

【神戸経済ニュース】神戸税関が16日に発表した1月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比11.3%増の8781億円だった。比較できる1979年以降で1月としては過去最高。1月の平均為替レート(税関長レート)は1ドル=132円08銭で、前年同月に比べて17円26銭の円安・ドル高と、大幅な円安水準で推移したのが影響した。ただ中国の春節(旧正月)などで輸出額が減少し、輸出入総額は8カ月ぶりに1兆円を下回った。

 輸出額は11.4%増の4735億円で、1月としては過去最高になった。品目別では、米国向けやポーランド向けが増えた「無機化合物」が93.8%増の346億円、米国向けなどが増えた「建設用・鉱山用機械」が30.0%増の437億円、台湾・タイ向けが増えた原動機は42%増の202億円などだった。無機化合物と建設用・鉱山用機械は1月として過去最高だった。

 輸入額は11.2%増の億円で、これも1月としては過去最高。品目別では、チリや中国からが増えた「無機化合物」が87.6%増の2.2倍の361億円。インドネシアやオーストラリアからの「鉱物製燃料」は79.4%増の223億円だった。

 日本の輸出入総額に占める神戸港のシェアは、前月から0.3ポイント低い5.3%だった。

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