王子公園での大学設置運営、関西学院だけ応募予定登録 15日締め切り

【神戸経済ニュース】王子公園(神戸市灘区)での大学設置・運営事業者の公募について、15日に締め切った応募予定者登録は、関西学院大を運営する関西学院(西宮市)だけだったことが明らかになった。神戸市は16日、応募予定者登録を受け付けたのは1者だったと発表した。関西学院は神戸経済ニュースの取材に対し、応募予定者登録したことを認めた。

 関西学院は神戸経済ニュースの取材に文書で回答。正式に応募するかを判断するために「詳細資料の入手や現地見学会への参加等については、同予定者登録が要件であったため今般登録を行なった」としている。神戸市から提供を受けた資料などをもとに「教学と財政の両面から学内でさらに議論を深め」たうえで、4月28日の締め切りまでに正式に応募するかを判断したいという。

 神戸市は1月に現地見学会を開催し、これに関西学院が参加した。関西学院は公募要領について神戸市に質問を提出しており、神戸市は28日に回答する予定だ。関西学院が正式に応募する場合は、神戸市に対する提案書を作成して提出。神戸市が有識者の委員会で適切か判断する。5月下旬に提案書のプレゼンテーションを実施し、6月ごろに優先交渉者が決まる見通し。

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