シャルレの4〜12月期、最終赤字4億4400万円 3年ぶり販売セミナー開催も

20230215シャルレ

【神戸経済ニュース】レディースインナー(婦人下着)の訪問販売が主力のシャルレ(9885)が14日に発表した2022年4〜12月期の連結決算は、最終損益が4億4400万円の赤字(前年同期は11億9800万円の黒字)だった。前年同期に好調だった子会社で展開するシャワーヘッドの販売が大幅に減速した。加えて6月に実施した希望退職者の募集によって特別退職金7億9200万円を特別損失に計上したのも響く。

 売上高は17%の102億円、営業利益は76%減の3億7700万円だった。主力の訪問販売では、新型コロナウイルスの影響で開催できなかった大規模な代理店・特約店など向けの大規模な販売セミナーを、9〜10月にかけて全国8カ所で3年ぶりに開催。10〜12月の3カ月で見ると1億3700万円の黒字を計上した。年末を控えた商戦期に合わせて仕入れ高のコンテストを実施したのも奏功した。

 23年3月期の連結業績予想は据え置いた。最終損益は7億5600万円の赤字(前期は10億円の黒字)になる見通し。期末に前期据え置きの8円を配当する方針も維持した。

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