ノーリツ、今期純利益23%増に 売上高は最高に・部品調達難での受注残解消へ

20230215ノーリツ

【神戸経済ニュース】ガス給湯器大手のノーリツ(5943)は14日、2023年12月期の連結純利益は前期比23%増の59億円になりそうだと発表した。国内では製造が正常化する中で、除菌機能を搭載した高級機種など高付加価値品が伸びる見通し。海外では主力の家庭用タンクレス給湯器の販売数量が伸びる。新型コロナウイルスの影響で生産が追いつかなかった国内外の受注残も、3月までにほぼ解消する見通しだ。

 売上高は11%増の2340億円、営業利益は16%増の80億円を見込む。売上高は14年12月期以来8期ぶりに過去最高を更新する見通しだ。ただ原材料価格やエネルギー価格の上昇など受け、利益は過去最高に届かない。地域(セグメント)別の営業利益は国内事業が前期比20%増の40億円、海外事業が前期比13%増の40億円になる見通しだ。年間配当金は前期比11円増配の64円(うち中間32円)を予定する。

 部品の調達不足が再発しないためのサプライチェーン(供給網)の構築には引き続き取り組む。これまで早めの発注・部品在庫の積み増し、部品調達価格の引き上げ、品薄の部品を使わずに済むよう製品の設計変更などに取り組んだ。今後はさらに生産過程にDX(デジタルトランスフォーメーション)を投入して、生産現場の効率を上げることなどに取り組み、生産コストの低減をめざす。

 同時に発表した2022年12月期の連結決算は、純利益が前の期に比べて12%減の48億円だった。部品調達難で積み上がった受注残の解消をめざしてフル生産。給湯器の年間生産台数は120万台と過去最高になった。外国為替市場で円安が進んだのは国内事業には20億円の逆風、海外事業には17億円の追い風で、通算2億円の逆風。売上高は18%増の2109億円、営業利益は2.8倍の68億円だった。

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