兵庫県議会が開会 「人口減少の克服に眼目」斎藤知事が予算案の提案説明

20230213斎藤知事議会

【神戸経済ニュース】兵庫県議会では13日、兵庫県の2023年度予算案などを議論する「令和5年第361回定例会」が始まった。斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は本会議での提案説明で、23年度予算案について「人口減少の克服に眼目を置いたもの」と説明。「依然として高い水準で続く若者流出への対策や、特別な支援を必要とする方々への対応などに一層力を入れなくてはならない」と強調した。

 予算編成のうえでは「新しい時代の力を育むこと」「人の流れを生み出すこと」「1人ひとりに寄り添うこと」の3点を重視したと説明。そのうえで経済関連の施策では「まず持続的に発展する兵庫経済の構築」と最初に紹介した。中小企業が成長分野に参入しやすくする支援基準の緩和や、水素産業の振興、2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)を見越した観光振興などを進めることを強調した。

 個別施策について具体的な金額に触れたのは、高校など県立学校の施設整備・修繕などに「令和10年度(2028年度)までの6年間で約300億円を集中投資」すると言及するにとどめた。県議会の会期は3月20日までを予定する。

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