トーホー、23年1月期の売上高14.5%増 外食・給食など需要回復

【神戸経済ニュース】トーホー(8142)が発表した2023年1月期の連結売上高は、前の期に比べて14.5%増の2158億円だった。主力の業務用食品卸売り(DTB)は19.9%増と大きく伸び、収益をけん引した。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感は残ったが、行動制限はなくなり、外食やホテルなどによる業務用食品の需要が回復した様子が表れたとみられる。

 居酒屋など中小飲食店の利用が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は、前年同月比9.1%増だった。一方で「トーホーストア」の食品スーパー事業は、不採算店を閉店した影響などで8.1%減になった。フードソリューション事業は7.8%増だった。既存店ベースでは、C&Cが10.7%増、食品スーパーは6.0%減になった。

 同時に発表した1月単月の連結売上高は、前年同月比15.4%増の170億円だった。DTBは19.4%増、C&Cは14.8%増、食品スーパーは4.7%減、フードソリューションは6.4%増だった。既存店ではC&Cが16.8%増、食品スーパーが3.0%減だった。

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