大栄環境が大幅続伸 通期予想を上方修正、後場に上げ幅拡大

20191231神戸株ワッペン

終値 1809円 +106円(+6.22%)

【神戸経済ニュース】9日の東京株式市場では廃棄物処理大手の大栄環境(9336)が大幅高。後場に上げ幅を拡大し、後場寄り付き直後には一時前日比173円高の1876円まで上昇した。終値でも東証プライムの値上がり率ランキングで20位になった。東証昼休み時間中に2023年3月期の連結業績予想を上方修正。純利益は前期比6%増の94億円になる見通しと、従来予想である5%減の84億円から一転の増益見通しになったのを好感した買いを集めた。

 期末配当金は前期比1円増配の31円と、従来予定の28円から一転して増配予定になったのも買い手掛かりになった。昨年12月14日に新規上場し、初の決算発表。このところ上場直後の上値で買った個人などの見切り売りに押され、初値(1710円)を下回る場面も目立っていた。だが、上方修正をきっかけに来期の増益期待が高まるようだと株価の出直りにもつながりそうだ。

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