ノエビアHDの10〜12月期、純利益38%増 スキンケア系の好調続く

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【神戸経済ニュース】化粧品を製造販売するノエビアホールディングス(4928)が7日に発表した2022年10〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比38%増の11億円だった。前期から引き続きスキンケア系化粧品の販売が伸びたのが利益に寄与した。ドラッグストアなどで販売するセルフ化粧品では人気シリーズ「なめらか本舗」が伸び、対面販売するカウンセリング化粧品では同社が強みを持つ高級美容液が順調だった。

 売上高は4%増の162億円、営業利益は20%増の33億円になった。新型コロナウイルスの行動制限がなくなり、22年10月から政府の「全国旅行支援」が始まるなど、外出の機会が増えたのも追い風になったという。新型コロナの影響が残るとはいえ「メーク系化粧品ではファンデーションなどの回復が目立った」(広報担当者)という。分野(セグメント)別の売上高は化粧品事業が3%増の130億円、医薬・食品事業が6%増の27億円だった。

 23年9月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比1%増の77億円を見込む。期末配当金を前期据え置きの215円(中間なし)とする配当計画も維持した。

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