ワールド、2日連続で変わらず 4〜12月期決算の発表受け底堅い展開

20191231神戸株ワッペン

終値 1345円 0円(0.00%)

【神戸経済ニュース】6日の東京株式市場ではアパレル大手のワールド(3612)が2日連続の前日比変わらずだった。ただ、この日は安く始まった後で下げ渋り、この日の高値で引ける底堅い展開。外国為替市場で円相場が一時132円台に下落するなど円安進行を嫌気した売りが先行したが、前週末3日大引け後に発表した2022年4〜12月期決算で需要の回復による収益の復調が確認できたことを好感した買いが下値を支えた。

 2022年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比97%増の65億円だった。百貨店などを中心とした店舗での集客が復調した。円安で仕入れ価格は上昇したが、値引き販売を抑制したことで採算を改善させた。市場では「値引き販売を抑制できたのも、極端な安売りで在庫を処分せずにすむ程度に需要が回復したことを反映する」といった見方もあり、下値を拾う動きが広がりやすかったようだ。

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