ワールド、1月の既存店売上高20.5%増 行動制限なく初売りから好調

【神戸経済ニュース】アパレル大手のワールド(3612)が3日発表した 1月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月の20.5%増(速報値)だった。3年ぶりに行動制限がない年始で、初売りからセールが好調だった。月後半に寒さが強まったことで冬物アパレルの追い風になった。既存店売上高は新型コロナウイルス感染拡大前である2020年1月と比べて82.7%だった。

 ニットやコートが前月からの売れ筋を中心として総じて好調だった。年度末から年度始めにかけてのセレモニーに備えた需要も盛り上がりつつあり、襟がないツイードのジャケット、ワンピース、ブラウスなどが活発な動きを見せたという。ブランド別では「シューラルー」ほかアパレルブランドが百貨店もショッピングセンターもネット通販も好調。古着のセレクトショップ「ラグラグ」は訪日客の需要も取り込んだ。

 この月の新規出店はなし、撤退は56店舗。月末時点の小売店舗数は2248店だった。このうち既存店売上高の集計対象は1497店だった。ネット通販なども含む1月の国内小売売上高は前年同月比41.8%増だった。

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