「ペアリング選手権」など6事業すべて採択 神戸・青森の企業連携コンテスト

20230202青森神戸

【神戸経済ニュース】青森県と神戸市は1日、青森県内の企業と神戸市周辺の企業が連携して取り組む事業計画のコンテスト「青森×神戸・事業共創ビジネスプランコンテスト」の最終審査会を神戸市内で開いた。地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)が神戸〜青森に開設した定期便を活用し、両地域の経済交流を進める取り組みの一環だ。最終審査会では6組が事業計画を発表。審査の結果、6事業すべてを「モデル事例」として採択し、2023年度に青森県の広報紙などを通じて情報発信を支援することを決めた。(写真は発表の様子)

 温泉施設やレストランなどを運営するタグボート(青森県平川市)は、オリバーソース(神戸市中央区)と連携。オリバーソースの「どろソース」を使ったB級グルメと、青森県内各地で生産する酒類との組み合わせで味を競う「ペアリング選手権」の計画を発表した。青森県内各地の大会で勝ち上がったペアリング(食品と酒のペア)による決勝戦を、オリバーソースの本社で開催する。青森県の食文化を近畿に発信するのと同時に、青森県に「どろソース」を紹介するという一挙両得をねらった企画だ。

 青森県と神戸市で実施したビジネスマッチング事業で、タグボートの水口清人代表と、オリバーソースの道満龍彦取締役が知り合ったことで、事業の企画が始まった。青森県内各地にそれぞれ自慢のB級グルメが存在するのを改めて確認する機会にもなった。最終審査会でプレゼンテーションを担当したタグボートの今村星さんは、「青森にずっと住んでいたのではなかなか気づかない、青森のいいところを再認識することにもつながった」と話す。最終審査会で他社の事業計画を聞いたのも、おおいに刺激になったという。

 審査員長を務めた青森県の柏木司副知事は、審査を終えて「みなさまの取り組みを、青森県が情報発信を含めてさまざまにサポートをさせていただきたい」と強調した。青森県では県内空港からの航空便の就航都市を、主力のリンゴを中心とした県産の農作物について情報発信したり、ねぶた祭りへの集客を含めた観光客を呼び込んだりする主要なルートと位置付け、県と企業との間で「ともに結びつきから生まれたプロジェクトを発展させていきたい」と話していた。

 今回の審査会で採択した6事業は以下の通り。
(1)UCCコーヒープロフェッショナル・ラグノオコラボによる商品開発ならびに販売強化
 【発表者】ラグノオささき(青森県弘前市)
 【連携者】UCCコーヒープロフェッショナル株式会社(神戸市)
(2)青森シードルの関西プロモーション
 【発表者】A-WORLD(青森県十和田市)
 【連携者】百姓堂本舗(青森県弘前市)、ワールド・ワン(神戸市)
(3)オリバーソースを活用した青森県の B 級グルメ&地元のお酒のペアリング選手権!
 【発表者】タグボート(青森県平川市)
 【連携者】オリバーソース(神戸市)
(4)RINGO JAM NFT プロジェクト
 【発表者】Ridun(青森県弘前市)
 【連携者】カサアンドカンパニー(京都市)
(5)地域商社がつくりだす青森と神戸のモノ・コトによる地域共創
 【発表者】ツクリダス(青森県青森市)、青森県観光国際交流機構
 【連携者】フェリシモ(神戸市)
(6)青森の食文化継承交流ツアー
 【発表者】フードコミュニケーション(青森県八戸市)
 【連携者】BioSphia(芦屋市)、株式会社また旅くらぶ(青森県青森市)

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