武市みなと銀社長「事業再生は銀行員の醍醐味」「兵庫県を極める」県立大で講義

20230126武市みなと銀社長

【神戸経済ニュース】りそなホールディングス(8308)傘下であるみなと銀行の武市寿一社長は26日、兵庫県立大(神戸市西区)での講義で「事業再生は銀行員の醍醐(だいご)味」と述べ、困難を乗り越えて事業を存続させることに「非常に大きなやりがい」があると強調した。地方銀行の業務内容を紹介する一環として、事業再生の事例を紹介した。武市社長は、みなと銀が兵庫県立大学との連携協定に基づいて設置した科目「地域企業の戦略と経営」で同日、講師を務めた。

 武市氏が説明したのは、大きな設備投資をした直後に、同じ機能で高性能の新型設備が普及したケース。旧世代の設備は資産価値が目減りし、設備投資のための債務が、会社の資産総額を上回る債務超過に陥った。こうしたケースに銀行は追加融資しにくくなるが、「事業性を評価して資本を提供してくれる人を探す」ことで債務超過が解消できれば事業を存続できる。その際に「メザニンローン」「資本性融資」といった枠組みが役立つと説明していた。

 事業再建にしても、武市氏が「本業になりつつある」という個人や法人に対するコンサルティング業務にしても、マクロ経済の視点からの目利きと同時に、顧客のことを深く知っていることがよりよい結果につながる。このため兵庫県に営業地域を特化した地域密着型の経営が、みなと銀の強みになると強調。不動産や信託といった、りそな銀の機能を活用しながら、さらに「兵庫県を極める」のが今後の事業展開の鍵になると話していた。

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