22年11月の兵庫鉱工業生産、4か月ぶり低下 基調判断「緩やかな持ち直し」維持
- 2023/01/25
- 12:55
【神戸経済ニュース】兵庫県が25日に発表した2022年11月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比2.7%低下の96.9だった。4カ月ぶりに生産の減少を示した。指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は「緩やかな持ち直しの動きが見られる」との見方を4カ月連続で示した。
主要9業種の生産指数のうち低下したのは6業種だった。指数に占めるウエートが2番目に大きい「化学工業」が低下した。このほか輸送機械工業」「鉄鋼・非鉄金属工業」「生産用機械工業」「金属製品工業」「よう業・土石製品工業」が低下した。半面、指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」と、3番目に大きい「食料品工業」が上昇して指数を下支え。「はん用・業務用機械工業」も上昇した。
同じ月の全国統計では、経済産業省が18日に発表した鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値は前月比0.2%上昇の95.5と、3カ月ぶりに生産の増加を示した。
- 関連記事
-
- 22年の神戸市部マンション発売戸数38.3%減 価格は上昇一服・12月は0.8%減 (2023/01/27)
- 神戸空港、12月の旅客数は前年比23%増 コロナ前の2%減まで回復 (2023/01/25)
- 22年11月の兵庫鉱工業生産、4か月ぶり低下 基調判断「緩やかな持ち直し」維持 (2023/01/25)
- 神戸港、10月のコンテナ総取扱個数6.3%増 輸出コンテナ10.1%増 (2023/01/24)
- 22年12月の神戸市消費者物価、前年比3.4%上昇 上昇率は拡大・前月比横ばい (2023/01/20)
広告