空飛ぶクルマのスカイドライブと兵庫県が連携協定 斎藤知事、尼崎市内の発着想定

20230124締結式

【神戸経済ニュース】空飛ぶクルマを開発するスタートアップのSkydrive(スカイドライブ、愛知県豊田市)と兵庫県は26日、「空飛ぶクルマ」の実現に向けて連携協定を結んだ。神戸市中央区の「企業プラザひょうご」で兵庫県の斎藤元彦知事(写真左)とスカイドライブの福沢知浩CEO(最高経営責任者)が協定書の署名を交換した。空飛ぶクルマの機体や事業の開発に向けた実証、社会実装に向けた環境整備などに協力して取り組む。

 斎藤知事は2023年度に「次世代空モビリティ会議(仮称)」を組織し、県内での活用方法やルート、環境整備などについて24年にかけて検討する方針を表明した。25年の大阪市で開催する国際博覧会(大阪・関西万博)と兵庫県内を結ぶ飛行を念頭に、空飛ぶクルマの実用化に向けた準備を進めたい考えだ。25年には県内の発着場が3カ所程度と想定。うち1カ所は万博来場者の駐車場にもなる尼崎市のフェニックス埠頭が候補地という。

 福沢CEOは「兵庫県は連携させていただきたい県の1つだった」という。まず万博を控えて、空飛ぶ車を受け入れる土壌があるのは近畿圏だということ。加えて、瀬戸内地域には空飛ぶクルマの需要があるとにらむ。離島が多く既存の交通機関では移動に手間がかかるうえ、晴天率が高く快適に空を飛べるためだ。その近畿圏と瀬戸内地域の結節点が兵庫県というわけだ。「飛び始めるのは、この地域だと思っている」と兵庫県への期待を語った。

 スカイドライブは、トヨタ自動車(7203)が自動車部品のグローバル調達を担当していた福沢氏が独立し、2018年7月に設立。従来の航空機やヘリコプターなどと異なり、ドローンの技術を活用して電動で垂直に離着陸ができる手軽な空を飛ぶ乗り物を「空飛ぶクルマ」として開発する。関西電力(9503)や近鉄グループホールディングス(9041)、伊藤忠(8001)や損保大手3社など他業種の大手も多く出資している。

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