日本製麻、臨時株主総会の基準日2月10日に設定 開催適否は検討中

【神戸経済ニュース】日本製麻(3306)は23日、同社の株主であるゴーゴーカレーグループ(東京都千代田区)が開催を求めた臨時株主総会を開催する場合に、2月10日を基準日にすると発表した。この日の最終の株主名簿に記載・記録された株主を、臨時株主総会で議決権行使ができる株主にする。臨時株主総会は開催するとすれば3月中旬から同下旬になる予定というが、総会開催の適否については引き続き検討中としている。

 ゴーゴーカレーグループは日本製麻の業績や株価が低迷しているとして、臨時株主総会の開催を求めている。中本広太郎社長ら現在の取締役6人を解任し、ゴーゴーカレーグループの宮森宏和代表ら5人を新たに取締役として選任する議案を審議したい考えという。ゴーゴーカレーグループが2022年12月7日に関東財務局に提出した大量保有報告によると、同社は日本製麻(3306)の発行済み株式の10%超を市場で取得したという。

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