アジュバンが3日ぶり反発 4〜12月期の純利益、通期予想を上回る

20191231神戸株ワッペン

終値 972円 +17円(+1.78%)

【神戸経済ニュース】23日の東京株式市場ではヘアケア・スキンケア製品を企画販売するアジュバンホールディングス(4929)が3営業日ぶりに反発した。取引開始直後に付けた、この日の高値に並んで引けた。前週末20日大引け後に2022年4〜12月期決算を発表。連結純利益は前年同期比1%増の3億3400万円と、23年3月期通期の会社予想である3億1000万円を上回ったことで、収益上振れ期待から買いが先行した。

 もっとも株価が本格的に出直るには新たな買い材料が必要との指摘も聞かれた。アジュバンは4〜12月期の純利益が通期予想を上回ったことについて、販促費・宣伝費を重点的に投入する計画である23年1〜3月期の3カ月間は最終赤字を見込むためで、予想を修正する必要はないとしている。それもあって朝方の買いが一巡すると利益確定の売りに押され、上値を追えない展開だった。

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